佐原で町歩きスナップ with Topcon 35-s
こんにちは、ナシ提督です。
先日修理から返って来たTopcon 35-sを持ち出す機会がようやく巡ってきた〜、ということで、友人と佐原の町を散歩したときの写真をまとめていきます。
佐原はかつて利根川の水運で栄えた町です。町を流れる小野川の周りには木造の建物が残されており、それっぽい雰囲気を感じることができます。
あと佐原は伊能忠敬でも有名ですね。
ご覧の通り、小野川の両脇には木造の建物があり、木造の橋もかかっています。この周囲は風情のある町並みですが、少し外れると寂れた町や住宅街が広がっています。
なお、佐原駅前は整備されて綺麗になっている模様。いつの間にか伊能忠敬の像まで立てられていました。
ではお散歩スナップの収穫をば...
先ほど述べたように友人と散歩していたのですが、その友人がカメラを買うか迷っているようで。梨のEOS 80Dを友人に貸して、梨はTopcon 35-sでパシャパシャしていました。勿論梨には体内露出計など備わっていないので、いちいちスマホの露出計アプリで測ってから、数値を決めて、巻き上げて、構図を決めて撮るわけですが、それがなかなか時間がかかりました。
今回初めてTopcon 35-sを持ち出してみてわかったことが幾つかありました。
まず、このカメラは、フィルムを巻き上げてからシャッタースピードを変更することができなくなるようで、必ず数値を設定してから撮る直前、構図を決めながら巻き上げねばなりませんでした。
次に、レンジファインダー故にファインダーで見る像と実際にレンズを通した像との間に幾分か差異があるのですが、それが自分の想像より大きかったことです。ファインダーに表示されているフレームよりも出来上がった写真がだいぶ広角寄りなようで、特に下から1、2枚目は見た時に少し驚きました。また、ファインダーとレンズでは少し高さが異なるので、ファインダーからはフレームに入っていない手前のオブジェクトが写真に写り込んでいることがありました(下から2枚目)。
さらに、これはスマホの露出計アプリの問題かカメラのシャッタースピードの問題かわかりませんが、全体的に露出オーバーになっているようです。次はもうちょっとアンダーめを意識して設定せねば。
話を戻しましょう。
しかしてこの町並み、意外と短い。散歩しながら写真を撮っていたら意外とすぐに町並みが現代になってきたので、昼頃ということもあってファミレスに行くことに。
ファミレスに行く途中の道で1枚パシャリ。
ファミレスではランチを食べ、フライドポテトをつまみながら、同じ進路の話に花を咲かせていました。
そうこうしているうちに、16時に。割と長い間店にいたので、ようやく重い腰を上げてカラオケ行くか〜などと話をしつつ店を後に。
外はすっかり夕方に。空が夕日に染まって綺麗になってきた頃合いでした。
しかしフィルムは色が良いですね。青はめちゃ青く、夕方はめちゃ淡く色が出て、思い出っぽい写真が簡単に撮れてしまいます。
ファミレスを出てカラオケに行くつもりが、目的のカラオケ店が休業中になっていたので、周囲を散策して帰ることに。
しかし、ここで問題が。散策しながら写真を撮っていたのですが、フィルムが切れてからも巻き上げが空回りしており、最後のカットだけ多重露光になっていました。とほほ...
散策してる時の写真や夜の駅舎の写真も割と雰囲気良さそうなので期待していたのですが...次からはカウンターを確認しよう!
ということで、夕方から夜にかけて散策して駅前で1時間に1本の電車を待っている間に話をし、佐原を後にしました。